販促品で購入率を上げるコツ

販促品を使う目的としては、購入したい人が商品選択をするときに自社製品を選んでもらいやすくするというものがあります。例えば、ある商品を購入しようという人がA社とB社のどちらを買うか迷っているときに、販促品が付いているのがA社だけであった場合です。この場合、同じような性能で同じような値段なら販促品がつくようにしようという心理的な効果を得ることができます。
一方販促品をつける側のメーカーとしてもこのような他社との差別効果を望むところですが、意外にこのような「販促品があるから」という心理効果が発揮される場面は少なくなっています。具体的にはその商品についての市場が既に充分に成熟しているような場合には、購入する側から見て3万円~5万円の商品の中で品物を選ぶのに、わざわざ数百円程度の販促品を決定打とすることは少ないからです。
もし販促品による購入後押しの効果があるとすれば、全く同じメーカーの全く同じ商品が、あるお店では販促品あり、あるお店ではなしというような場合です。そのため、販促品が販売のための効果を得るためには、メーカーが一律につけるようにするよりも、小売店がそれぞれ販売数を伸ばすために行う方がよいということになります。
販促品を使う効果はそのような差別化だけでなく、同じ商品を購入したいと思う気持ちそのものを早めてくれる効果があります。同じ製品であっても、時期によって販促品がついたりつかなかったりすることで、「今欲しい」という気持ちをつくってくれるのです。